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ドラえもん大好き!がつまった短歌集『ドラえもん短歌』


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ドラえもん短歌枡野浩一

 

読みやすさ   ★★★★

読後感          ☺️

 

ドラえもん短歌 (小学館文庫)

ドラえもん短歌 (小学館文庫)

 

 


ドラえもん好きの人たちからの応募を募って、

歌人の升野さんが選んで短歌集としたものです。

 

 

 

 

 

 

なんだかドラえもんって好きなんですよねぇ。

 

小学校とかの幼い頃は毎週テレビでみてて、

でも中高生くらいの思春期?ちょっとドラえもんから離れてしまってました。

 

なんでしょうかね、カッコつけていたんでしょうか?

 

スリルのあるミステリーとか、

ただただ笑えるバラエティとかに興味が向いていたというのもあるかもしれないです。

 

 

 

 

でも20歳過ぎた頃からか、

またドラえもんを好きに、より好きになってしまったんです。

 

 

 

 

そうするとドラえもんの世界も広がって見えてくるんですよね。

 

 

 

 

例えばジャイアンのこと。

 

のび太や学校の友達には傲慢で暴力的。

 

でも妹のジャイ子のことはめいっぱい可愛いがる妹想い優しいお兄ちゃん。

 

これっていけないことなのかなぁ?

 

変にバランスをとって誰にでも同じだけ優しい人なんかより、

よっぽど人間味があって素敵なんじゃないかな、とか。

 

 

 

 

例えばのび太と友達との関係性のこと。

 

ドラえもんが家にやってきて、のび太は困ったことがあればひみつ道具をせびり、ひみつ道具に頼る。

 

これがのび太でなかったなら、その子は学校でトップの立場になるんじゃないか。

 

でものび太は以前と変わらずヒアラルキーの下にいるまま。

 

承認欲求がないのか悪意がないのか、平和なことだなぁ、とか。

 

 

 

 

小さい頃はたぶん、ひみつ道具に目を光らせて喜んでいたんだとと思います。

 

 

 

 

今はキャラクターの魅力や世界観の虜になってしまっています。

 

 

 

 

 

 

そんな魅力がこの短歌集にはつまっています。

 


この短歌集に載っているのはドラえもんにまつわる短歌、のび太やその仲間にまつわる短歌、ひみつ道具についての短歌などです。

 


短歌はたくさん載っているんですけど、短歌ですからね。

 

すぐ読めてしまいます。

 

読んでいると好きな短歌がいっぱい出てきて、

もう1回読んでは好きな短歌をながめてうっとりしてしまったり。

 

 

 

 

この本に掲載されている短歌を1つだけ紹介します。

 


1つ見てもらえればそれでこの本の魅力が充分に伝わると思います。

 

 

「大丈夫   タイムマシンが   なくっても   あの日のことは   忘れないから」

ドラえもん短歌より引用

 

 

ドラえもん短歌 (小学館文庫)

ドラえもん短歌 (小学館文庫)

 

 

 

ドラえもんをテーマに募集された傑作短歌集

57577のリズムに乗せて、「ドラえもん」のなかまたちや、ひみつ道具を読み込んだ短歌。それが「ドラえもん短歌」です。

自転車で君を家まで送ってた どこでもドアがなくてよかった

失恋をグウで殴ってもう決めた 私今日からジャイアンになる

僕たちが今進んでいる方向の 未来にドラえもんはいますか

かんたんな日本語だけでつくられていますが、その内容は、だれもがうなずけたり、ぐっと来たりする、意味の深さを持っています。
また、文字数を数えてみると、見事に57577と、紛れもない日本の伝統的な短歌の一首として完成しています。

本書は「かんたん短歌」の提唱者として知られ、若者に圧倒的支持を受ける歌人枡野浩一がネットを中心にでおこなった呼びかけに、全国から続々と寄せられた「ドラえもん短歌」の傑作選です。
日本人ならだれもが笑えて共感できる、新・短歌ジャンル「ドラえもん短歌」。
単行本版93首に、刊行記念コンテストの入選作から7首を加えた、待望の文庫版。
ドラえもん」× 「短歌」という言葉のひみつ道具を使い、ぼくたちの今の想いを詰め込んだ、22世紀に届けたい決定版です。



【編集担当からのおすすめ情報】
ドラえもん短歌』文庫版の刊行を記念して、あらためて「ドラえもん短歌」の新作募集を予定しています。詳しいお知らせは、ドラえもん公式サイト「ドラえもんチャンネル」や、枡野浩一さんのtwitterメールマガジンに注目です!

内容(「BOOK」データベースより)

ぼくたちみんなの共通語=「ドラえもん」の仲間たちや、ひみつ道具を詠み込んで作る歌、それが、「ドラえもん短歌」。若者に圧倒的支持を受ける歌人枡野浩一の呼びかけに、全国から続々と寄せられた、傑作の数々。「ドラえもん」×「短歌」という言葉のひみつ道具を駆使し、みんなの今の想いを詰め込んだ、待望の文庫決定版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

枡野/浩一
1968年東京生まれ。歌人。短歌のみならず、現代詩、批評、エッセイ、小説、演劇など、幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)