LINE Payが決済手数料無料に!【図解解説】
先日、LINEはLINE Payの利用拡大を狙い、加盟店の初期費用と決済手数料を期間限定で無料にするキャンペーンの実施を発表しました。
お店はキャッシュレス決済を導入する際の初期費用も、決済の度にかかるの決済手数料もゼロ円になります。
これは大きいことなんですよ!
まずクレジットカードを例に決済手数料の仕組みについて見てもらおうと思います。
クレジットカードの仕組み
消費者はクレジットカードを使うことによるメリットがたくさんありますよね。
- 現金払いの手間がない
- ポイントが付いてお得
- 支払いをまとめて翌月にすることができる
ではお店がクレジットカードを導入するメリットはなんでしょうか。
- クレジットカードを使いたいお客さんの集客が見込める
- 現金を扱うリスク(盗難・紛失)が減る
集客が見込め売り上げアップが期待できるんです。
しかし、お店にはクレジットカードを導入するデメリットもあります。
- 決済手数料がかかる
- 導入に費用がかかる
これがお店にとってとても負担になってしまうんです。
お客さんがクレジットカードで決済する度に3%ほどの手数料をカード会社に支払わなければいけないのです。
お店からしたら売り上げから原価やコストを引いて、さらに3%の手数料がかかり利益が減ってしまう。これは店の経営としても大きな問題ですよね。
その他の費用として、導入時の初期費用がかかったり、決済のための機器を準備しなければいけなかったりするのです。
クレジットカードを導入すれば利便性が上がり、集客ものぞめることは分かっていても、小さな商店などでは手数料の負担を考えて導入できないままのお店が多くあるです。
しかし、今回のLINE PayのQRコード決済は初期費用、決済手数料を無料にするキャンペーンです。
お店側はクレジットカードなどで決済の度に3%ほどの決済手数料を負担していましたが、それが不要になるのです。
QRコード決済なので、スマホやタブレットが決済機器の代わりになり、「LINE Pay店舗用アプリ」をダウンロードするだけでバーコード読み取りの決済が可能になるのです。LINEが無償で提供していくそう。
従来のクレジットカード決済でかかっていた手数料
LINE Payではなんと無料に!
お店の立場になってみるとこの手数料がいかに重要なことが分かりますよね。
決済手数料も導入費用もゼロ円で決済サービスが使えるのですから。
このLINE Payのキャンペーンは8月1日から始まり、3年間手数料がゼロ円になるということです。
問題はQRコード決済対応となるお店がこれからどれだけ増えていくか、ということがネックですね。
QRコード決済をしたくても今現在は使えるお店はごく限られてしまっていますからね。
今後、牛丼の松屋や自動販売機では導入を予定しているようです。
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